国鉄型駅名標タイプのウェルカムボード、そして・・・

シンプル・イズ・ベストの駅名標

◆駅名標。　そうひとことで言っても、日本全国津々浦々様々なデザインがあります。それでも、私たちが子どもの頃、「国鉄」の駅に行ったら（年齢が絞られますね・・・）ほぼ同じデザインの駅名標を見ていたことを思い出される方も多いでしょう。

白いアクリル製のプレートで吊り下げ式、または建て植え式でホーム上に立っている鉄板製のあれです。色なんかほとんどついていません。一番大きく書かれた駅名はひらがな。それから両隣の駅が書かれていて、所在地が大まかに書かれていたり。

確かに、今どきの駅名標ほど華はないけど、シンプル・イズ・ベストな道を一直線！という印象です。

今回のご依頼主様はそのシンプルで潔いデザインの国鉄型駅名標に文字通り「華を添える」ウェルカムボードをレイアウトなさいました。すごく素敵でしょ。

◆駅名標ウェルカムボードの悩み

実は、これまで幾つかの駅名標デザインで「悩み」がありました。それは両隣の駅を示す矢印が「離れていくイメージ」につながってしまうというご意見があったことです。言われてみればそうですよね。

ところが、今回のご依頼主様のアイデアは「　→←　」というように矢印を向い合せにするというものでした。実際にやってみると、なんだか蝶ネクタイみたいで可愛く、全く違和感もない素敵なデザインになりました。よかったら皆さまもご参考になさってくださいね。

もう一つの鉄道系演出

ご依頼主様は、これまでお二人で一緒に見た列車やお乗りになった列車の思い出を振り返る、鉄道模型の展示レイアウトをなさいました。

ホント、センス良く飾っていらっしゃいますよね！

そこで、それぞれの車両がお二人にとって「いつ」の、「どんな」列車なのかを小さなプレートで表示したいとのご要望に応じ、日本海ファクトリーで制作させていただきました。
左端にその列車のヘッドマークなど、そしてその隣には列車名などを記し、あとはその列車の運転区間などとともに、いつの思い出の列車なのかを記しました。

余談ですが、手前の新幹線はご来場のお子様たちが触ってもいいように、安価なタイプの模型をご用意なさったようで、新郎新婦の優しいお心遣いがこんなところにも現れていました。

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と、結婚式のウェルカムボード・レイアウトはいろいろなアイデアがあふれる場です。そして、そのアイデアを形にするお手伝いを日本海ファクトリーは行なっています。ぜひ「これこれこんな風に作りたいんだけどできますか？」なんてご要望をお寄せください。できる限りのお手伝いをいたします。（できないことは「ごめんなさい」と言います(笑)。）

皆さまのお問い合わせを心よりお待ちしております。