どつぼ列車・たらぼけ号イベントに鉄道グッズで参加しました！

ここのところ、だんだんと増えている、鉄道イベント用の製作。
初めてイベント用製作をしたのが2010年1月に行なわれた「坪尻駅60周年記念」の際の横長サボ。

実はその時に窓口となってくださった担当の方がその後も御贔屓にしてくださいまして、「四国鉄道文化館」への特急しおかぜ、南風、その他、ヘッドマークレプリカの展示など、これまでにも何度か作品のご依頼をいただきました。

そして、今回ご依頼いただいたのが2012年11月18日に走った「どつぼ列車・たらぼけ号」という団体列車イベントの企画です。

イベント用ご依頼内容は・・・

１・直径1メートルの特大ヘッドマーク
２・キハ４７に装着する横長サボ（600mm×140mm）の製作
３・イベント参加者お土産用に小型サボ（242mm×141mm）を人数分。
４・同じくお土産用にヘッドマーク＆スタンプ型キーホルダーを人数分。
ということで、一つのイベントにしてはかなり大がかりなお仕事になりました。

◆まずはヘッドマーク！

・それにしても、こんな大きなヘッドマークのご依頼は初めてでした。ブルートレインに取り付けられているヘッドマークでも65センチ～70センチくらいですから、1メートルの直径というのがどれだけ大きいか、お分かりいただけると思います。
・ここでもっとも注意しないといけないのが装着時の安全性です。おそらく、団体列車の企画をなさる方でしたらJR側の担当者と前もって十分に交渉することが必要だと思います。今回の場合は実行委員会の方が徳島運転所の方のところに実物をもって打ち合わせに出向いて足を運んでおられました。必要不可欠な行程だとのことです。

◆横長サボを作る

　
・四国の土讃本線のサボは赤系の下地に白い文字と決まっているようです。そのカラーリングにならって製作しました。フォントもAR丸ゴシックEという指定をいただいていましたので、そのフォントを適用して製作しました。

◆小型サボを低コストで・・・

・こちらの小型サボは、イベントツアーの参加者の皆さんにおみやげとしてお渡しするために作るもので、大量生産する必要があるということでした。その数、なんと120枚！。
・日本海ファクトリーでは、以前にもこのサイズのサボを作ってほしいというご依頼を受けたことがありまして、その際には全部で12枚製作して一枚あたり2100円だったかな？いや、もうちょっとお値段したかもしれません。でも、もし今回の製作がそのままのお値段になるとしたら、イベント参加費用の4分の１を占めてしまい、とてもとても成り立つ計算ではありません。
・というわけで、何とか費用の削減をできないかということでいろいろ調整を計ってみました。

例えば・・・
●通常使っているアクリル板を塩ビ版に変更。
●印刷タイプを、屋内使用（屋外短期使用）向けに変更。
こうしてコストを半額以下に抑えて製作することになりました。もっとも、この価格は人件費の大幅カットも兼ねることによって実現した価格で、この商品だけのご注文なら決して実現しなかった価格です。
・それでもとにかく製作することが出来まして、イベント当日は一式装着して走ることも実現したようです。メデタシメデタシ！

◆お土産用キーホルダーは・・・

・最後にもう一つ、キーホルダーもご紹介しましょう。デザインは、今回の特大ヘッドマークのミニチュア版と、記念スタンプのデザイン。・・・？。実は、ほんとはスタンプのデザインと異なるんです。なぜなら、スタンプは角丸正方形ですから。そこで、日本海ファクトリーのデザイン部がちょこちょこと修正したりいじったり・・・・。苦心の末、円型に作り直しまして、無事にキーホルダーになりました。
・このデザインはステッカーシートに印刷して挟み込んでありますので、もしも仮にキーホルダーをどこかにぶつけてしまったりして割れちゃったら（どんな激しい人だろう？）、中からステッカーが出てきます。第二の人生が待っている（笑）なんてね・・・。

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鉄道イベント用の製作は団体様にも個人様向けにも承っています。
加えて、お店のレイアウトの一環としてこうしたレプリカやオリジナルプレートの
製作もすることができますので、お気軽にご相談くださいませ。

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★皆様のご依頼を心よりお待ちしております。

・・・・本当に走ったんだなぁ。（笑）