皆さん、古いお話になりますが、
C62蒸気機関車についていたツバメのエンブレムってご存知ですか?
SLの車体の前の方、デフレクターの部分についていた切り出し金属板です。
特急つばめ号と言えば、当時の国鉄を代表する列車でもあり、
多くの人々から羨望のまなざしで見られていた列車。
かっこよかったんでしょうね!
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と、前置きが長くなったんですが、
ある時、そんなC62のツバメ・エンブレムのイメージを思い描きながら、
それをちょっと置き換えて寝台特急はくつる号の鶴をカッティングシートで
作ってほしいというお客様がご連絡くださいました。
それは今年初めのことでしたが、
そのお客様(T様としましょう)は今度新車を御購入なさるのに合わせて
ちょっとしたデコレーションをしたいということで、
「はくつるエンブレム」を思いつかれたようです。
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ステンレスの風合いのカッティング・シート
○ ツバメ・エンブレムのような雰囲気を出そうと思うとやはり「金属板」らしいものでなければなりませんよね。でも、実はあるんです。そんなシートが! 金属を磨いたような雰囲気のシート、金・銀。そしてステンレス・ヘアライン仕上げの雰囲気を持つシート。
今回、T様にお選びいただいたのは「ステンレス・ヘアライン風シート」。実を言うと、私どももこのシートが一番おすすめでした。というのも、磨き風のものは何となく折り紙の金銀の様な印象で・・・(笑)。
◆はくつるエンブレムを施工した写真◆
・まずは左右フェンダーに。
ちょうど、C62のデフレクタ―に描かれているツバメ・エンブレムのイメージですから、フェンダー部分がピッタリ。カラーはホワイトパールクリスタルシャインということで、SLのイメージとはちょっと違いますが、意外なほどしっくりきています。
・さて、もしかしたら疑問をお感じの方も多いかも。
「こんなエンブレム、あったっけ?」
いえ、ありません。でも、このデザインは寝台特急はくつる号のトレインマークに描かれている鶴のマークなんですよ。
この特急はくつる号のマークについては「愛称別トレインマーク事典(寝台特急はくつる号のページ)」で詳しくご紹介しています。よろしかったらご覧になってみてくださいね。
それにしても、面白い所に目を付ける方がいらっしゃるものだなぁと感心させられますね。
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