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夢と希望を乗せる列車、夢と希望を胸に抱く日・・・
結婚式はやはり温かくて優しい気持ちをみんなで共有する日にしたいですよね。
慌ただしい毎日を一旦ストップしたかのような、
寝台特急に乗る一夜ともどこか似た時間。
そんな思いで過ごせる結婚式の、「顔」。
それがこのウェルカムボードのコンセプトです。
◆一緒に乗った思い出の豪華列車
今回のご依頼ではまず、「トワイライトエクスプレスをモチーフにしたウェルカムボードを作ってください」とのこと。どうやら、一緒にこの豪華寝台のスイートを満喫した思い出がおありのようです。
最初の段階ではボディーサイドのロゴマークとボディーの雰囲気だけを再現する予定でしたが、弊社デザイナーが「そこに小さく列車を走らせることもできますよ」ということで、ちょっとご提案のつもりでお試し画像をお送りしてみました。
デザイナーとしましては、ご乗車になった “列車” という全体的なとらえ方でご提案してみたようです。でも・・・。
◆「素敵ですね!でも、電源車ですか・・・。」
なるほど。
それは当然ですね。重連のディーゼル機関車の次位にはカニ24を描いているのですが、やっぱりその列車の中でも「乗った車両を含めたい」というのが正直な気持ちでしょう。
とはいうものの、乗った車両が4号車だったりしたら、機関車2両を含めてそこまで描くと小さな小さな画像になってしまいます。それで、むしろ「1両だけ描くのなら誰も乗らない車両を描いた方がいいかな」というデザイナーの考えだったんです。
ところが、お尋ねしてみるとご乗車されたのは1号車・スイート、しかも最後尾のいわゆる独占ルームとおっしゃるではありませんか! そうとくれば、その車両を描かないわけにはいきません!うちのデザイナーが燃え始めました(笑)。
実は、その作業の間にご依頼主様からもう一つご注文が。
「スイートの部屋から外を眺める二人のシルエットを描いてもらいたい」
う~ん、シルエットか~。
お~。そうなると、内部の灯りの雰囲気も出さないといけないなぁとか、車掌室はムーディーな灯りより蛍光灯の事務室っぽい灯りだよなぁとかいろいろ検討し、ちょっとこだわりの仕上がりになりました。
と、こんな風にご要望にお応えしながらウェルカムボードを作り上げてまいります。車両の絵も、今回のように詳細まで描きこんだものからデフォルメ、スーパーデフォルメなどいろいろとご要望にお応えします。それぞれにかかる描画料金については別途ご相談くださいませ。
◆今回のウェルカムボードのレイアウト
お一人お一人、ウェルカムボードの設置レイアウトの行ない方は異なりますが、今回のご依頼主様はとても興味深いレイアウトで、大人から子供まで関心を引きそうな配置をなさっていました。そして、式当日のご様子をお送りくださいましたのでご紹介いたします。
左端に、おしゃれな金属製イーゼルに設置されたウェルカムボードが見えます。そしてテーブル上にはプラレールを楕円形にレイアウト。しっかり、トワイライトエクスプレスが走っています。そのレールのループの真ん中に「トワイライトエクスプレス・乗車証明書」と写真が飾られています。
お二人の思い出を垣間見ることができ、子どもたちはプラレールを見てはしゃぎ、ウェルカムボードは静かに来客者様をお迎えする・・・。そんな素敵な空間のお手伝いをさせていただき、本当に光栄です。
参考:トワイライトエクスプレス・ヘッドマークのウェルカムボード
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RT @FacRail: トワイライトエクスプレスのエンブレムで作るウェルカムボード | 鉄道デザインの作品ギャラリー http://t.co/GnggrNokPf http://t.co/gZKNjetmni
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